初春のお喜びを申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。
まもなく初場所が始まります。
昨年私が参加した絵の会で、そこに初めて参加された全日本相撲甚句協会の幹事長さんと、名刺交換をさせていただいておりました。
http://www.adachi.ne.jp/users/hayashi1/newpage3.htm
私は子供の頃、スポーツでは何が好きかと言えば大相撲でした。
当時の男子は、ほとんどがプロ野球が好きだったと思います。長嶋が~王が~田淵が~好きだ! ファンだ!と。
私はというと、大鵬が~玉の海が~琴桜が~とこんな具合です。
後楽園に野球も見に行きましたが、やはり相撲好きの祖父に連れて行ってもらった、蔵前の国技館での大相撲観戦は、感動的だったことを今でも鮮烈に覚えています。力士はさることながら、廻し・行司・呼び出しさん達の色艷やかなこと!
観戦というよりは、自分達もお相撲さんと同じ空間にいるような、多少照れくさい緊張感も、子供心にあったと記憶しています。
相撲好きは、祖父の影響が多分にあったのでしょう。
『アーアーアーエー 双葉に挑む 白鵬の アー六十三の 連勝に 』 絵の会当日、幹事長さんが通る声で相撲甚句を披露してくれました。
伝統と文化、そして情緒豊かな粋な心を、強く感じることの出来る相撲甚句でした。
大器と言われた稀勢の里の大関昇進は、初場所が活性化する明るい材料です。
昨今のテレビに写し出されるさじき席の寂しさ。満員御礼の幕がかかり、かっての大相撲人気が戻る日を、ファンとしては切に願いたいものです。