先日前神奈川県知事、松沢成文さんの講演を聴いてまいりました。
『今後の政局と日本の行方』と題した内容で、ここ数日の政局を前にいろといろと政治の表の話・裏の話を聴く事が出来ました。
ここでは政局の話は置いておくこととしまして、松沢さんが、なぜ吉本興業に所属をするようになったか・そして今現在考えて重点的に取り組もうとしている事など様々な角度からの引き込まれる内容でした。
松沢さんの掲げるキーワードは、福祉住宅・耐震化・環境・バリアフリー・エコです。しかしながら一番興味深かった箇所は歴史に造詣が深く歴史研究の分野にも幅を広げる松沢さんの著書『生麦事件の暗号』の話でした。一般的には薩摩藩による無礼討ちから薩英戦争に至る幕末の事件として私たちは捉えておりますが、これが単なる無礼討ちではなかったと、政治的な視点から書き上げた一冊です。
そして著書の背景として、明治維新・開国と現在・TPPの問題を現代へのヒントとして提言されておりました。