特長
【操作簡単!】
手動型は操作レバー1つで簡単に、ろ過、洗浄、逆洗を行えます。
自動型はタイマーで洗浄時間を設定しておけば自動でろ過、逆洗の管理ができます。
【ろ材】
上水道施設基準に適合したろ材です。
ろ過層を構成し、さらにろ過面積を大きくとることにより、水をゆっくりろ過させております。
これによって凝集効果も十分に上がり、美しい水が生まれてきます。
用途、条件によって適したろ材を選定し、使い分ける事によって優れたろ過精度が可能になります。
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構造
(1)原水バルブ
(2)ヘアーキャッチャー
(3)ポンプモーター
(4)逆止弁
(5)補助バルブ
(6)電動5方弁 ※
(7)採水栓
(8)エア抜きバルブ
(9)排水バルブ
(10)圧力計
(11)自動エア抜き弁
(12)ろ過タンク
※手動の場合は手動5方弁になります
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仕様
プール用の場合
要目/型 |
手動 |
SF3-1 |
SF5-2 |
SF7-3 |
SF10-4 |
自動 |
SF3-1AE |
SF5-2AE |
SF7-3AE |
SF10-4AE |
ろ過能力m³/Hr |
30 |
40 |
60 |
100 |
タンク(標準)mm |
1200゚x1500H |
1600゚x1500H |
1900゚x1500H |
2400゚x1500H |
使用動力kw |
2.2 |
3.7 |
5.5 |
7.5 |
配管口径mm |
65 |
80 |
100 |
125 |
標準機械室 |
3,600x3,600 |
3,600x4,500 |
4,500x4,500 |
5,400x5,400 |
運転重量kg |
3,000 |
5,500 |
9,000 |
17,000 |
浴槽用の場合
要目/型 |
手動 |
SF-05 |
SF-1 |
SF2-05 |
SF3-1 |
自動 |
SF-05AE |
SF-1AE |
SF2-05AE |
SF3-1AE |
ユニット |
SF-05AEUN |
SF-1AEUN |
SF-2AEUN |
SF3-1AEUN |
ろ過能力m³/Hr |
〜5 |
〜10 |
〜15 |
〜20 |
タンク(標準)mm |
500゚x1000H |
700゚x1200H |
800゚x1200H |
1000゚x1000H |
使用動力kw |
0.75 |
0.75 |
1.5 |
2.2 |
配管口径mm |
32 |
40 |
50 |
65 |
標準熱交換器
(ユニットのみ)kcal/hr |
25,000 |
40,000 |
50,000 |
60,000 |
運転重量kg(ユニット) |
450(850) |
950(1,100) |
1,600(1,750) |
3,000(3,200) |
浴槽水量m³ |
2.5〜3 |
5 |
7.5〜8 |
10 |
・タンクの材質は、鋼板製、ステンレス製、FRP製があります。
・上記以外の仕様でも、設置場所、条件にあわせて設計いたします。
ご希望の仕様をご連絡いただければ、その条件に見合った参考図面をmailまたは郵送いたします。
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ろ材の種類
●ろ過砂 filter sand
原料は、天然に産する石英質の硬い珪砂。(母、長石、貝がらの混入が非常に少ない)
砂粒子間にフロックや浮遊物質( SS suspend solid )等を抑留するのに使用します。
*ろ過砂は、急速ろ過用と緩速ろ過用があり、その違いは主として粒径によります。
水道用ろ過砂の選定基準(日本水道協会規格JWWA A103-1988) 抄記
(1)外観は、ごみ、粘土質などの不純物あるいは偏平又は脆弱な砂などを多く含まないで、石英質の多い、堅い均等な砂がよい。特に、急速用ろ過砂は、砂鉄や脆弱な砂などの含有の少ないものが望ましい。
(2)洗浄濁度は、30度以下であること。
(3)比重は、2.57〜2.67の範囲にあること。
(4)強熱減量は、0.75%以下であること。 ※1
(5)摩滅率は、3%以下であること。 ※2
(6)塩酸可溶率は、3.5%以下であること。
有効率は、急速用ろ過砂では0.45〜0.70�o、緩速用ろ過砂では、0.30〜0.45�oの範囲にあること。
(8)均等係数は、急速用ろ過砂では1.7以下、緩速用ろ過砂では、2.0以下であること。
(9)最大径は2.0�o以下、最小径は、急速用ろ過砂では0.3�o以上、緩速用ろ過砂では、0.18�o以上であること。
※1 特に、急速用ろ過砂の場合には強熱減量の少ないものが望ましい。
※2 特に、急速用ろ過砂の場合の摩滅率はなるべく小さいものがよい。
●ろ過砂利 filter gravel
原料は、天然の丸みのある硬い砂利。
ろ過砂やアンスラサイト等のろ材層の下に敷いて、ろ材が底部に落ち込まないようにするとともに、逆洗時に洗浄水が均一に上昇するのを補助します。
水道用ろ過砂利の選定基準(日本水道協会規格JWWA A103-1988) 抄記
(1)外観は、ごみ、粘土質などの不純物あるいは偏平又は脆弱な粒子を多く含まないで、堅い丸みのある砂利が望ましい。
(2)洗浄濁度は、30度以下であること。
(3)砂利粒子の形状は、最長軸が最短軸の5倍以上のものが重量比で2%以下であること。
(4)比重は、表面乾燥飽和状態で2.50以上であること。
(5)塩酸可溶率は、3.5%以下であること。
(6)ろ過砂利の粒径は、各層ごとの設計最小径以下の粒径と設計最大径以上の粒径の重量比を加えたものが合計で15%以下であること。
[ろ過砂、ろ過所利の主な用途]
- 浴場、プール用水の循環ろ過
- 雨水の有効利用
- 浄水場等のろ過池
- 工場廃水の浄化
- 工業用水の浄化
●マンガン砂
[特長]
- 母体を水道用濾過砂とした除鉄、除マンガンろ材
- 次亜塩素酸化用に使用
- 緩速ろ過に適している
[主な用途]
- 地下水、河川水に含まれる鉄分、マンガン分を処理し、飲料水、工業用水等に利用
●マンガンゼオライト
[特長]
- 多孔質な母体表面に二酸化マンガンの形で薬剤をコーティングしたもの
- マンガン砂よりも更に高いろ過効果が得られる
- マンガン除去、色度の除去に優れた効果を発揮
●活性炭
[特長]
- 吸着速度、吸着量に優れている
- 使用済み炭を再生利用できる
- 石炭系、ヤシガラ系がある
[主な用途]
- 上水道処理
脱臭、脱色やトリハロメタン前駆物質、陰イオン界面活性剤、一般有機化学物質、農薬等を除去
ボイラー原水の浄化、イオン交換樹脂の保護や純水装置用水の処理
- 一般廃水処理
産業排水、生活排水等のCOD、TOC、油分、脱色(フミン質)、重金属等を除去
- 脱塩素処理
浄水器、飲料水、工程水製造等での塩素除去
- 臭気処理
し尿、下水、ごみ処理場等で発生する悪臭の吸着除去や各種溶剤を回収
●アンスラサイト filter anthracite
原料は無煙炭を破砕したもの。
ろ過砂に比べ、比重が小さく空隙率が大きいという特性から多層ろ過に適しています。
[特長]
- 比重が軽く、表面洗浄、逆流洗浄が容易
- けい藻類による急激なろ過閉塞を空隙率の大きいアンスラサイトによって防ぐ事ができる
- アンスラサイト層でプランクトンやフロック等の粗いものをろ過する事で砂層の負担を軽減し、ろ過継続時間を延長する事が可能となり、ろ過速度を速めたり、逆流洗浄の頻度を減少する事ができる
- 逆流洗浄時、異物との分離が優れている
- 油脂を含む水の処理の場合、ろ過時の吸着が良い
[主な用途]
- 水道用
ろ過速度を速め、ろ過水量の増加
- 工業用水
冷却用水、洗浄用水、原料用水、ボイラー給水等の浄化
- 下水用
都市下水、工業使用水の浄化
- 工場廃液処理
公害の源となる廃液の浄化、河川の汚濁の防止
- 浴場、プール用水
浴場、プール用水の循環ろ過
●シャモット chamotte
●セラミックサンド ceramic sand
名称は異なりますが同じものと考えて良いです。
耐火粘土を焼成脱水したものでSiO2とAl2O3に富み多孔質で、これを母体にして薬剤処理により除鉄ろ材(鉄ゼオライト)、除マンガンろ材(マンガンゼオライト)をつくります。
[特長]
- 孔があいていて多孔性になっているので吸着性に優れている
- 断熱保温、耐火性、保水性に優れている
[主な用途]
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